必要な素材を用意しよう。チラシ制作のためのフリーソフト活用方法

チラシの作り方を無料ソフトを使って解説

チラシ制作の下準備:必要な素材を用意する

チラシの作り方を説明する前に、当然ですが「どんな内容を盛り込むか」を決めておかなくてはなりません。漠然としている中でいきなりパソコンに向ってもいいチラシは作れません。通常のチラシ作成で必要なものを以下にまとめてみます。

キャッチコピーや見出しなどのテキストを用意する

チラシを作る目的はあくまでも商品やサービスなどを「広告する」ことです。広告するということは、説明することですので、とにもかくにも文章が必要です。まずは、キャッチコピー、見出し、商品の説明文、お客様の声、販売実績、会社・店舗の連絡先など、「チラシに掲載する文字情報」をすべて洗い出し、書き出しましょう。

レイアウトを決めた後から文章を用意するのは、おすすめしません。レイアウトが先に決まってしまうと、文字を入れるスペースが限られてしまう可能性があります。チラシで大切なのは「その商品をまだ知らない人に知ってもらうこと」です。そのためには、レイアウトを優先してしまうのではなく、まず「伝えるべき文字情報」をしっかりと入れるようにレイアウトを工夫するべきだと思います。

写真やイラストを用意する

上記とは反対のことを言うようですが、写真が伝える情報量は、文字よりも多いです。文字の羅列だけでできているチラシより、写真とともに紹介されているチラシの方が具体的にイメージを伝えられます。またデザイン的にも写真を効果的に使っていると「読む気がするチラシ」になります。

サービス業の場合は、イラストを用意するのも効果的です。その会社の扱っているサービスを想起させるようなイラストでもいいですし、社長や社員の似顔絵的なものも、親近感がわき、レスポンスにつながりやすいと思います。

消費者がチラシを見るときは「どんなサービスを行ってくれるのか」「どんな会社がやっているのか」常にこの2つを無意識的に探っています。イラストと写真を組み合わせるのもいい方法だと思います。

地図を用意する

来店や来社を促す目的でのチラシの場合、地図は必須です。パソコンのソフトでももちろん作成できますが、パソコンで地図を作製するのはそれなりの技術も必要です。操作が不得手な場合は、手書きの地図をスキャナーで読み込むことも可能です。手書きの地図は意外と味があって、デザインのアクセントにもなるので、おススメです。