第5回「デザインのコツその3〜余白を上手に使う」 。チラシ制作のためのフリーソフト活用方法

チラシの作り方をフリーソフトを使って解説

広告クリエイターによるコラム「売れるチラシを考える」

第5回「デザインのコツその3〜余白を上手に使う」

チラシがキレイにデザインするためには、“読みやすくする”ことが何より大切です。逆に言えば、読みやすいチラシは、デザインも美しく見えます。

では、読みやすいチラシとはどうすればいいのでしょうか。
ポイントとなるのは「余白の設定」です。チラシの枠内いっぱいに写真や文字を詰め込んでいては、狭苦しい感じを与えてしまいます。上下左右、十分な余白を入れてみましょう。それだけでもぐっとゆとりが生まれ、“読みやすくなる”はずです。また文字要素は、行の間隔を大きくしてみましょう。チラシ広告では、一瞬の読みやすさはとても大切です。本や雑誌を黙読するとき、同じ行を目で追ってしまった経験が誰でもあると思います。そのようなことを防ぐためにも、行の間隔は少しゆとりを持たせることが大切です。

余白があるともったい、という理由で情報を詰めもうとする人がいます。余白は何もない部分ではなく、読みやすくするためのスペースです。「余白をデザインする」という考えが大切です。